まず、表層改良とは、地盤の表層にある軟弱地盤に
セメント系の固化材を混ぜ合わせ、軟弱地盤層の強度を上げ、
下部の良好地盤層と一体化させて支持地盤(建物を支える地盤)を
造る工法です。
セメント系固化材を使用するといっても、植物などへの影響はないので、
自然環境にも優しいです。
表層改良では、まず固化材で増える分の土を取り除き、
残りの土と固化材をショベルカーなどの重機で入念に混ぜ合わせます。
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柱状改良は工期としては通常1〜2日ぐらいです。
その後2〜3日は養生をしておきます。
施工時は大型重機を用いるので狭小地ではできません。
柱の径は60センチで1820ピッチで配置します。
改良深度を決める際の基準としては粘性土がN値>3
粘性土がN値>3
砂質土でN値>4が
連続した地層である必要があります。
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まず、鋼管杭工法とは、地中に鋼(はがね)製の杭を打ち込んで
建物を支える工法です。
地盤が軟弱な場合に行われ、深度(深さ)は
8〜30mほどまで施工可能です。
2m以下の場合
柱状改良(ちゅうじょうかいりょう:地中にコンクリートの柱を造る工法)や
表層改良(ひょうそうかいりょう:表面の悪い地盤のみをセメント系の固化材で固める工法)が採用されます。
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